☆★ き.に.な.る.ニュース ☆☆2022.6▲戻る 夏至を迎える6月ですが、肌寒く感じる時が
あります。老翁になったからでしょうね〜
2022. 6.30 全世界史(上・下)  出口治明著

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ここ何千年の歴史をザーッと眺めたところ、確かに中世以降は、欧州各国は競って海外へと進出した。西洋の勢いは、ザビエルが日本にやって来た頃がピークで、文化面や経済規模から見れば、やはり中国・インドからペルシャにかけてのアジアが中心だった。英国で産業革命が興ってからは、アジアを踏み台にして、西欧主導で動いている。今もアジア地域のほうが人口が多く、これからは、アジアが隆盛になるような予感がずる。欧米よりは伸びしろが大きい。ただ宗教が足かせになるかも?
2022. 6.29 電車の中で・・・

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少し早い夕方の電車、立っている人が少なく、ザーッと180度見渡したところ、スマホを触っている人、実に12、3人中ほとんどが、小さな画面を覗いている。触っていないのは、私ともう一人熟年の女性。検索をしている人も居るし、アニメ画像を見ている人もいる。忙しなく指先を動かしてゲームに集中している女性も居る。リュックサックを前にして胸に掛けると、スマホを置けるのでちょうどイイらしい、傘も掛けられるし・・・、バックパッカーは自然な姿ではあるが、電車の中では、その嵩が邪魔になる時もある。たまにリュックサックの上の大きな口が開いたまま、中味が丸見えの方がいて、声を掛けようと思うが?
2022. 6.28 加山雄三のコンサート

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まだ大阪厚生年金会館大ホールと言った頃、2階席の右の出っぱった所の一番前で若大将を見た。家内と二人でライブを楽しんだが、どういう内容だったか、曲目などは覚えていない。ザ・ランチャーズとのヒット曲「旅人よ」「蒼い星くず」などは演奏したが、何枚かあったレコードは3年前にすべて売却をしたが、中学高校時代は、クラスメイトと共に、よく歌ったものだ。あの校舎の匂いが思い出される。・・・今年でライブ活動はやめるそうだが、同じ時代を生きたファンとして、コンサートに行っていて良かったと思う。
2022. 6.27 自分の小さな箱から・・・

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人間社会の中で住んでいて、他人の価値観なんて無視、自分本位で振る舞っている人をよく見かける。ご自分の考えを大切にするならば、他人様の考えにもちょっとは理解をしたらイイのに・・・、そのことに気付かずに、自分の信じたことを正論とばかりに、半ば強引に押して来られることがある。ものの議論ではなく、感情が表に出ている。「心配している」「信じている」「日々起こりうる出来事に、自分の経験だけで反応」と、自分の視野だけで判断、している。表に見える行動を改めても全く効果はなく、心の奥底で相手をどう思っているかを改めないと、薄っぺらいアクションだけになってしまう。決して相手には響かない。
2022. 6.24 社内に○○派、○○派?

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社内にライバルや敵を作って、がむしゃらに頑張っている輩がいる。ライバルの存在が自らの原動力となっているのである。ライバルにされた方は、えらい迷惑な話だ。人は皆それぞれ個性があって、当然能力も異なる。学力については、テストの点数でハッキリ序列がつくが、人間としての優劣を点けるのは非常に難しい。ナンバー・ツーのほうが、能力を発揮できる人物も居るし、大人しい人だが、リーダーに抜擢されて、メキメキと業績が伸びたということもある。適材適所とはよく言われたものだ。社内で好き嫌いや敵味方を形成するのは望ましくなく、外から見ても下から見ても、見苦しく醜いものだ。
2022. 6.23 花影 1961東宝

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夜の花園にさすらう女ひとり…、愛するために全てを与え、奪うことを知らぬ女、大岡昇平の「花影(かえい)」を川島雄三監督が演出を凝らした女性文芸大作。バー「トンボ」のホステス、葉子。彼女の美貌は三十代を迎えてもなお衰えを見せず、言い寄る男も絶えない。葉子は男たちに優しく尽くすが、なぜか上手くいかない。銀座の街にやって来る男たちに翻弄され、絶望の淵に落ちていく、夜の街に生きる女の哀しみを演じる。出演:池内淳子、佐野周二、池部 良、三橋達也、高島忠夫、淡島千景、有島一郎、山岡久乃。
2022. 6.22 投機性資金

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平成になった頃、日本はバブルで浮かれていた。大手銀行がいとも簡単に、お金を貸してくれた。個人宛に何千万も、そしてそれを外貨預金に投資、"財テク"である。それと同じようなことが、今、西側諸国で、実体経済の枠外で動いている。行き過ぎた信用創造、借金をさせて過剰投資、公共投資をさせている。資金が国際金融市場に放出されており、ロシア・ウクライナで戦争も相まって、原材料騰貴、バブルの遠因となっている。バブル資金規模が大量になればなるほど、大きな影響力を持つ。皆が一攫千金の夢を追いかければ、ますます品不足、高騰、インフレになるかも知れない。
2022. 6.21 早起きは三文の徳

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子供の時からよく聞いていた諺である。都会に住んでいると、国際的で生活様式も異なるし、24時間眠らない街なので、一概には言えないが、この諺は、一日の生活を無駄に過ごさないようにと、戒めている。自らの大切な時間とお金を費やして夜遊びをして、身を誤って危険に遭うかも知れないので、慎みたいものである。高齢域に達して、体力の衰えが見えてくると、自然と早寝早起きが習慣となってしまった。戌の刻には眠くなって、寅の刻には起きる。今は陽が長くなっているので、東の空が白んでいるが、冬では真夜中である。3時頃から鳴いている鳥がいる。こやつも年寄りなのかな?
2022. 6.20 ホセ・ムヒカの言葉

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「私たちは、発展するために生れてきたのではない、幸せになるために地球に生れてきた」。このムヒカの本を読んで、ハタッと気を付かされたのは、自分が先進国の日本で生れ育ったと気が付いたことである。幼年期から青年期、社会人と、アメリカの傘の下ですが、アジアの先進国で歩んできました。南米の内陸の小さな国からすれば、日本ってすごい国だな、と認識しているのでしょうね〜。その豊かさとその窮屈に、馴れてしまっている自分、またそれが当たり前となっている自分、高齢と共に足元を見つめてみよう。
2022. 6.19 我が父

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感情の度合の高い人には理詰めで進言するしかないので、数値的にアプローチ、希望的な少し甘めの数値などを並べて、こうしたい、あーしたいと社長に伝えていた。だからほとんどは、私の考えで進めて行くことができた。しかしながら、専務のときは、社長に倣い退いた。トップの判断は社長しか出来ず、こちらはなんぼ頑張ってもbQの話、bPの判断ではない。周りもbQとしか見ないし、専務の立場でワイワイ喚いたところで所詮"センム"である。誰も相手にはしてくれぬ。今オヤジが居れば、どうアドバイスをくださるのか、是非、聞いてみたいと思う。私にとって、オヤジはやはり「私の親父さん」である。
2022. 6.17 運び屋 2018ワーナー

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クリント・イーストウッド監督・主演のドラマ。園芸家として華々しい経歴を持つアールだが、仕事中心に生きてきた彼は、老齢の身となり、貧しい日々を送っていた。そんな中、とある人物から「車の運転さえすればいい」という仕事を持ちかけられる。それはメキシコの麻薬の“運び屋”だった。90歳の老人が運び屋稼業をするなんて前代未聞、それだけでコミカルさとスリルが湧いてくる。台詞に奥深さを感じるし、エンドロールの歌が素晴らしい。イースト・ウッドが自ら監督をして、新しい試みに挑戦する姿には敬服する。
2022. 6.16 この惑星を纏められるリーダーが不在?

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バイデン大統領は就任してすぐに、中国の習氏、ロシアのプーチン氏に厳しい言葉を発し、その反動でロシアはウクライナ侵攻をした。さらにNATOの壁を高くして、世界を真っ二つに分けて、貿易制裁、西側を煽動している。世界を不安がらせて、半ば脅しを匂わせて、従属するやり方が国際間で行なわれていることは遺憾である。経済活動にしても、百貨店の売上が前年同月より何%伸びた、今月から食料品メーカー○○が何%、10月から何%値上げするなど、はニュースでする内容ではない。マスコミがあえて視聴者の消費を促し、刺激するのはオカシイ。SDGsはどこへ行ってしまったのか?
2022. 6.15 野党の一部はピンボケ

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言いたいことをそのまま言う人間は、社会は受付けない傾向がある。国政に携わるなら、自ら勉強もせねばならないし、生活態度も改める必要がある。うまいやり方は、思うような社会に収まればいいわけで、「力で持っていく」「無理矢理」「人前で恥をかかせる」などがあれば、必ずシッペ返しが生じる。政治家さんにおいても、ものごとを明確に言い過ぎる傾向がある人は、大衆受けはするが、実際の議員仲間には反発がある。トップ自らが動く時は、現在のような非常事態のときで、すべて号令一下、アクションに移すことが、現状の解決につながる。いつまでも主義に拘泥し、是々非々、云々と言っている輩は、ピントがボケている。
2022. 6.14 大阪人しか判らない・・?

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ヨシモトが東京に進出してから、大阪弁のほんまもんの良さやテンポが崩れて来ているように感ずる。大阪の芸人の中にも、生粋の大阪育ちは少なく、大阪は大阪でも泉南の方であったり、大阪に近い兵庫県であったり、また半島系出身であったりと、大阪の言葉の乱れが生じている気もするが・・・。ところで鬼ごっこ遊びで「でん」と言って、背中にタッチをする。大阪の子供らには「でん」で通じる。向こうの塀まで走って行って、「でん」して帰ってくる。そんなことまで「でん」と言葉が、子供らの世界では当たり前であった。語源は「伝える」の「でん」でしょうか?なんと粋な「でん」ですね〜
2022. 6.13 "愚痴(ぐち)"は聞き役のほうがいい?

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人間誰しもグチるときがある、愚痴っぽくなってきたと、自分で思っていても、相手の方が聞き上手であれば、どんどんエスカレートしていくのが判る。「ここまで言うか!」と自ら感じた時は、恥ずかしい感覚と、虚無感が混在している。愚痴を聞くのは、少々陰気になるし、堂々巡りの時が多いので、私なんぞは堪えがたく、聞き下手であるが、年齢が経てきたので、改めなければならないと痛感する。やはり余計なことは言わずに、「たいへんやね」と共感を持って聞くのがベターでしょうね〜、相手の方が、スッキリと気がすめば、お役に立ったのでしょう。心を許した人には、ついこぼしたくなりますね〜
2022. 6.11 方丈記 鴨 長明

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今から800年前、豪族が台頭してきて、飢饉や諍いがあり、世の中が不安定な時代、その頃に書かれた随筆、都の暮しがよく理解できる。長明の観察力が鋭く、また記述に無駄がなく、表現が写実、感情が入っていないので、情景がそのまま脳裏に映ってくる。神社の禰宜の家柄であったが、歌と音楽に秀でて、神主の修業は皆目せずに、40歳にして寓居にひとり住み、放浪をして60歳で粗末な小屋に住まいした。乞食暮らしのようなものでしょうね〜、人が生きることを極めた随筆、タラタラと書き留めるのではなく、短い描写や適確な文言で、書き連ねている。
2022. 6.10 免疫力、自然治癒力

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ワクチンの4回目には、いろんなウワサが行き交っている。「今度のは全く効かないよ」「精子・卵子が無くなるよ〜」「人口を減らすための新型コロナやで〜」「利権絡みワクチン!」確かにイイ噂は耳に入って来ない。アメリカのモルモットになって、ワクチン接種をする日本国民、少し考えたらエエのに。免疫力が備わったら、ウィルスなんて怖くはないし、ほとんどの病気は、人間の自然治癒力で治すことができる。身体に異常があれば、すぐに医者に罹り、病気を薬で治すと信じている人が多すぎるのではないか?小さい頃には、風邪ぎみであっても、風呂に入って「ぬくーして、早よ寝なさい!」と言われたものだ。
2022. 6. 9 ビジネスマッチングフェア2022

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マイドームおおさかで開催されているビジネスマッチングフェア2022に出向き、久しぶりにリアル開催の活気に触れた。大手企業の出展はなく、派手さはない。この展示会は中小企業オーナー自らが出展参加されていることが多く、話が早い。質問にも的確に応えてくれる。全く業種が違う方と話をして色々と教えていただいた。やはり実際にものづくりをされている会社が多く、大阪はコレなんだと痛感する。かつて、弊社を担当されていた方々にもお会いして、大きな元気をいただきました。
2022. 6. 8 罵詈雑言

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自分の怒りに、相手の冷ややかな笑いがプラスされると、単なる怒りだけでなく、怒りにターボチャージャーがかかって、押さえられなくなる時がある。深呼吸をしても収まらない。思い出して怒りが込み上げるときは、自分の心をそのまま書き留め、字を走らせると。大抵は鎮まるが、目の前に相手がいる時は難しい。口の中は渇くし、呂律が回りにくくなる。来るなぁ、来るな〜と爆発しそうになったとき、自分を少し後方から眺められれば、と反省する。罵詈雑言を言わずに「貴殿とはココまで、所詮、ご縁がなかったんや、爆発せんうちに失礼」、怒りのエネルギーを次のステップに活かし、相手をガツンと食らわせるイイ台詞はないだろうか?
2022. 6. 7 見知らぬ乗客 1951 ワーナー

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ヒッチコック作品。テニス選手のヘインズは、妻ミリアムと離婚して上院議員の娘アンと再婚することを望んでいた。ある日ヘインズは列車の中で見知らぬ男ブルーノと知り合う。ブルーノは、自分がミリアムを殺す代わりにブルーノの父親を殺して欲しいと交換殺人をヘインズに持ちかける。ヘインズは相手にしなかったが、その後ブルーノは本当にミリアムを殺害してしまった。ライターを拾い上げるシーン、回転木馬は見もの。キャスト:ファーリー・グレンジャー(ヘインズ)、ルース・ローマン(アン)、ロバート・ウォーカー(ブルーノ)。
2022. 6. 6 電車通勤を再開して・・・

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新型コロナ感染が収まりかけて、国も自治体もコロナ、コロナと言わなくなった。感染者は依然多いが、周りにも感染された方もいて、発病の時の模様や後遺症などを、直接聞くことができた。コロナ後遺症が残ると嫌〜な感じだが、自動車通勤を週2日に減らした。電車通勤の方が、身体の疲れは少なく、適度な歩行運動になって、身体も軽く、楽で良い。車なら35〜40分だが、電車だと1時間と少しかかる。途中、本も読めるし、眠ることが出来る。近鉄百貨店の地下や11Fの書籍売場で買い物も出来る。足腰が日に日に馴れてきているのは、何よりである。ちょうど松原線が橋梁の架替え工事となった。
2022. 6. 4 老いること (32)  − 記憶を風化させないために −

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30〜40代の頃は、いろんな方々とお付き合いをして、自らの研鑽や可能性に役立てていたが、50前後から親しい友人や同年代の仕事仲間が一人亡くなり、一人、一人と欠けてくると、自分の幅を広くしたり、何かを探そうとすることが、面倒になってきたことは確かです。働いている同年輩も少なくなってきて、気の合う友人も居なくなると、新たに見つけるというのは億劫なことです。同じように経験をした奴が居なくなるのは、本当に寂しいものです。家内は幼馴染みなので、小学校の話ができるのでありがたいです、母も健在なので、風化した記憶を、時々は呼び覚ましては脳に刺激を与え、ボケ予防をしています。
2022. 6. 3 確かに、便利にはなったと思うが・・・

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確かに便利にはなったと思う、移動の速度も、情報の数も多くなり、すべてが早く、豊富にはなったと思うが、私たち人間の気は落ち着かない。もっと楽になって当たり前ではあるが、ジーッとしているが、からだのどこかで セカセカ、セカセカセカ、セカセカ と何かが動いている。気は休んでいるようだが、本当には休んではいない。癒し系に通って、ボーッとして疲れを解消しても、それはうわべだけ、芯からストレスは取れてはいない。そんな時代に、私たちは生きている。これからは人類にとって、如何にストレスと共存していくか、ストレスを感じない生き方は何か、が大きな課題となるはずだ。
2022. 6. 2 "斜交い"の人材?

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"斜に構える"は、あまりイイ言葉ではない。正面からではなく、少々皮肉った素振りを見せたり、カッコをつけたり、剣術においても不気味な印象を受ける。しかし"斜交い"というのは立体を形成するには、大切な役割で、突っ支い棒の役割で、耐震性も増す。斜めの柱を何箇所かに持つことによって、強くなる。会社でも斜交い役の人は重宝がられる。常に冷静さを携えていて、物事を正面から見ることは得意ではなく、常に斜め上から俯瞰している。順調に進んでいる時は思わないが、そうでない時には、実に頼りになる存在である。"斜交い"の人材は、秘めた魅力があって、時には満点以上の成果を出すことがある。
2022. 6. 1 ハッキリ伝わることが良い!

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『人がモノを訊ねた時に、ありのままに応えることはバカバカしいと思うのであろうか、相手の心を迷わすような応え方をするのはよくないことである。ハッキリ返事をするほうが、穏やかに聞こえるであろう。自分だけ知っていて、相手の知らぬことを「アイツは呆れ返った奴だ」などと、曖昧に伝えるのは良くない。世間の噂を聞きもらす人もあるのだから、ハッキリと伝えるのが望ましい。不行き届きな応え方、伝え方は世間知らずのやることである。徒然草(234)』師匠や先輩に訊ねるにしても、敷居が高い雰囲気だとついつい億劫になるが、それは教わるほうの心の問題ではないか?素直な気持ちで接すればよろしいのですがね〜

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